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2007/12/30 (Sun) 18:41
UIP日本支社、あす37年の歴史に幕 映画への思い胸に去りぬ

米国の人気映画を配給してきたユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ(UIP)日本支社が三十一日、閉鎖される。従業員は全員解雇されるが、解雇手当に当たる特別退職金や、グループ会社への希望者の雇用継続をめぐる労使交渉は越年が決定。道内配給にもかかわった札幌出身の二人も、映画産業再編の中で現場を去る。

 UIPは、米大手映画会社パラマウントとユニバーサルが一九七○年、北米以外の配給のため共同設立したCICが前身。後にMGM、ユナイトなどの配給業務も受託、八五年にUIPに改組した。

 配給作品は「ジョーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「ゴッドファーザー」「ロッキー」「ジュラシック・パーク」「不都合な真実」など八百八十本に及んだ。

 だが、二○○○年以降、MGM、ユナイトなどが相次ぎ離脱。パラマウントとユニバーサルは各国のUIP支社を再編し、今年六月、日本支社を年内解散して今後ユニバーサルが東宝東和、パラマウントは新設の子会社で配給すると発表した。

 UIPの定年は六十五歳。営業部課長で札幌出身の品田義次郎さん(59)は「スピルバーグ監督の『E.T.』(八二年、興行収入百五十億円)など八○年前後から出す作品がヒット、仕事が楽しかった。まだ働きたかったが」とため息をつく。

 品田さんは元ユナイト社員。ユナイトがUIPへの業務委託で日本支社廃止の際に解雇され、労働争議でUIP札幌支社への雇用継続を認めさせた。

 その札幌支社も二〇○○年に閉鎖となった。この時も労使交渉で全員解雇の方針を撤回させ、本社に残った。「映画が好きで続けてきたが、今回は札幌に家族を残した単身赴任だし、辞めることにした」と寂しそうだ。

 同じく札幌支社から配転した経理部の吉田真理さん=札幌出身=も解雇に応じた。「入社して、UIPのバッジを着けた時はうれしかった。とても誇りでした。すっきりしない形で会社が終わるのは残念」と話している。

 UIP従業員が加盟する産別労組「全日本洋画労組(全洋労)」と会社側との交渉は二十八日、両者の条件が折り合わず、平行線のまま新年に継続されることになった。

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