道選挙区で三選を果たした民主党前職の小川勝也さん(44)は午前六時半、宿泊した札幌市中央区内のホテルを出発。降り注ぐ朝日に目を細め「(得票した)百万票は、予想以上のすごい数字。責任を痛感しています」と表情を引き締めた。
睡眠時間はわずか二時間半。NHK札幌放送局で番組出演後、再びホテルに戻って朝食をとり、道庁や札幌市役所、経済団体などへのあいさつ回りに向かった。
民主党の全国的な躍進を伝える新聞に目を通し「今の政府には地域で生活する人への思いが少ない。その結果でしょう」と、厳しい口調で安倍晋三政権を批判。ただ、念願だった野党による道選挙区の二議席独占は逃し、「勝った勝ったと手放しでは喜べません」と悔しさもにじませた。
(北海道新聞 引用)