【小樽】小樽市は二十九日、予定価格が百三十万円を超える市発注の建設工事について、六月一日から条件付き一般競争入札を導入すると発表した。談合の防止を図り、落札率(予定価格に対する落札価格の割合)の低下を促す。
同市財政部によると、入札が義務づけられている百三十万円超の工事を一般競争入札とするのは、道内の市では旭川市に続き二例目という。
入札の条件は《1》小樽市内に本社がある《2》工事ごとに定める一定以上の格付けを受けている-など。申請書と入札書を同時に郵送させ、開札後、最低価格入札者に対して資格審査を行う。
特殊技術が必要な水道局発注工事や地元業者では賄えない大規模工事には指名競争入札を残す。
(北海道新聞 引用)