【洞爺湖】来年七月に北海道洞爺湖サミットが開かれる洞爺湖周辺住民と、道との初の「懇話会」が二十九日、胆振管内洞爺湖町を皮切りに始まった。サミット期間中の警備に伴う影響について、住民側から質問が相次いだ。
同町の商工、観光、一次産業団体などの代表者ら約三十人が集まった。道側は、サミット推進局の山谷吉宏局長らが出席。六月にドイツで開かれたハイリゲンダムサミットの視察報告や、非公開で住民との質疑応答が行われた。
道によると、住民から「農作業や漁が制限されるのでは」との質問が出たのに対し、道側は「地域の実情を踏まえ、今後検討したい」と述べるにとどまった。
また一般の宿泊客が制限されるため、大量投入される警備関係者に対しては、「できるだけ地元の飲食店、商店を利用してほしい」との要望も出た。
懇話会は三十日、同管内壮瞥、豊浦両町でも開かれる。
(北海道新聞 引用)
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