道議会(定数一○六)の自民、民主などの各党は二十六日、改選後の会派構成を固めた。第一会派の自民党・道民会議は五十二人となる見通しで、単独過半数の確保はならなかった。同党は七議席を獲得した公明党と連携し、知事与党として、高橋はるみ知事の二期目を支える方針だ。
新会派は二十七日に正式決定する。届け出は自民党・道民会議と公明党のほか、民主党・道民連合が四十人、中間会派のフロンティアが五人、共産党が二人。新道議の任期は三十日から始まる。
自民党は、公認と推薦の四十九人に、無所属で当選した新人の松浦宗信氏(根室市)と冨原亮氏(渡島管内)、元職の伊達忠応氏(札幌市厚別区)の三人が加わる見込み。二○○五年の暴行事件で議員辞職した伊達氏の会派入りについて同党幹部は「選挙で有権者の信任を得ており、みそぎは済んだ」としている。
民主党は公認を中心に会派を結成。改選前より議席を伸ばしたことで、六月の第二回定例道議会の冒頭から、知事との対決姿勢を強める構えだ。
一議席増の公明党は、常任委員長ポストを新たに獲得する見込み。フロンティアは再選した現職四人に新人の八田盛茂氏(小樽市)が加わる。議席が半減した共産党は代表質問権を失った。
(北海道新聞引用)
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