和歌山県発注工事をめぐり、収賄と談合の罪に問われた前知事木村良樹被告(55)を懲役3年、執行猶予4年、追徴金1000万円とした大阪地裁判決について、大阪地検は控訴期限の25日、控訴しないことを明らかにした。26日午前零時に判決が確定した。
贈賄罪などに問われた元ゴルフ場経営井山義一(いやま・よしかず)被告(56)を懲役3年、執行猶予4年、罰金1500万円とした判決も、同時に確定した。
一審判決によると、木村被告は2000年9月に初当選後、建設業界との窓口役にした元出納長(61)=有罪確定=と井山被告を引き合わせ、再選前の04年6月、受注調整に関与できるよう便宜を図った見返りに、井山被告から1000万円を受領。同年11月に入札があった工事3件で談合した。
(北海道新聞 引用)
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