第十六回統一地方選を締めくくる町村長、町村議選は十七日、告示される。道内では、三十五町村長選、百二町村議選が始まり、十五日に告示され、選挙戦となっている六市長選、二十六市議選とともに、二十二日に投開票される。町村長選では、十八町村で無投票の公算が大きいとみられているが、一部で新たに出馬を模索する動きもある。
北海道新聞の集計では十六日現在、道内三十五町村長選に現職二十四人、新人二十八人の計五十二人が立候補を予定している。市町村合併が進んだ影響で、首長選を実施する町村数は前回の四十八から十三減り、立候補者数も前回の七十一人から十九人減る見通しだ。
無投票当選の可能性が高いのは後志管内京極町、空知管内新十津川町、留萌管内苫前町など十八町村で、内訳は現職十五人、新人三人。三十町村が無投票だった四年前の前回から、大幅に減る見通し。桧山管内乙部町では七選を目指す現職の無投票当選の可能性が高い。
選挙戦となる見込みの十七町村は、いずれも二人の立候補者による一騎打ちになる公算が大きい。十勝管内陸別町では、五選を目指す現職に新人が挑む。
新人同士の対決は八町村の見通しだ。
町村議選は総定数一一八○に対し、千四百三十-四十人程度が立候補の見通し。無投票になりそうなのは十町村程度とみられ、前回の三十一町村から大幅に減る。
町村長選、町村議選とも各町村選管で十七日午前八時半から届け出を受け付け、同日午後五時に締め切る。
(北海道新聞引用)
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