【夕張】夕張シューパロダムの完成にともない六年後の二○一三年にほとんど水没する夕張市鹿島地区の元住民らが三日、旧鹿島小の校庭跡に集まり、バーベキューを楽しみながら、故郷の懐かしい昔に思いをはせ、財政再建団体としての明日についても話し合った。
参加したのは、元住民が作ったホームページの掲示板の呼び掛けに応じた十九人。札幌などのほか、遠くは愛知県からの参加者もいた。
鹿島にはかつて二万人近くの住民がいた。シューパロダム建設のため住民は九七年までにすべて移住を余儀なくされた。
元住民らは九年前から大型連休中と十月に日を決め、集まるように。呼び掛けた三浦幸広さん(54)は「大夕張の自然は何物にも替え難く、誇るべき財産」と話していた。
(北海道新聞引用)
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