北海道新幹線の札幌延伸総決起大会とフォーラムが二十一日、札幌市内のホテルで開かれ、政府・与党が整備新幹線計画の見直しに着手する今年を延伸実現に向けた正念場として、陳情活動の強化などを申し合わせた。
官民でつくる北海道新幹線建設促進札幌圏期成会の主催で、総決起大会には約三百五十人が参加。会長の高向巌札商会頭は「(北陸と比べ)新幹線を求める地元の声がまだ足りない。皆さんの力で世論を喚起しよう」と訴えた。副会長の上田文雄札幌市長は「北海道新幹線の効果は札幌延伸によってこそ最大となる」と一日も早い延伸実現に向けて決意表明した。
フォーラムでは、JR北海道の坂本真一相談役や「じゃらん北海道発」のヒロ中田編集長らがパネル討論を行い、「将来の北海道観光振興には新幹線による交流人口の拡大が不可欠」などの意見を交わした。
(北海道新聞 引用)
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