道は六日、来年度から十年間の基本政策となる総合計画の原案を一部修正し、道央広域連携地域(圏域)だった空知管内幌加内町の区割りを変更して、旭川市中心の道北連携地域に編入させることを決めた。
幌加内町は、現行の支庁制度下では空知管内のままだが、支庁制度改革の実施後は旭川市中心の区域に編入される見通しとなった。
総合計画では全道を六つの圏域に分け、それぞれが地域政策を展開する方針を打ち出している。当初の区割り案は石狩、空知など五支庁管内を「道央」、上川、留萌、宗谷の三支庁管内を「道北」としていた。
ただ、幌加内町は道央圏域の拠点となる札幌市や岩見沢市より道北圏域の旭川市に近く、地元も三月に「支庁再編の際は旭川市中心の支庁に」と要請していた。このため道は、現行の支庁の境界線にこだわらず柔軟に対応することにした。
(北海道新聞 引用)
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