道は北海道洞爺湖サミットを前に道内の環境政策を推進するため、「環境技術の発信」などを柱とする施策をまとめた。サミットに向けて官民が実施する施策やイベントを一つに束ね、道のホームページ(HP)などを活用して国内外に「環境の北海道」をPRする。
「リンケージプログラム」と名づけ、内容は《1》環境技術の情報発信《2》環境サミットの機運醸成《3》北海道の環境のアピール《4》環境施策の加速・充実-の四本柱。このうち九項目は本年度中に着手する。
項目別では氷雪冷房など道内の優れた環境技術の紹介や、環境をテーマにした官民の講座・研修会を束ねて発信する連続セミナーを盛り込んだ。道のHPなどで世界遺産・知床のエコツアーを自然体験モデルルートとして売り込み、道内の環境の素晴らしさを知ってもらう事業も企画した。
今後、道が取り組みを加速させる事業として、リサイクルの推進を狙った循環型社会条例案制定や環境貢献企業の認定制度なども挙げた。
道は、国や市町村、道民の活動も随時プログラムに追加していき、「環境にやさしい北海道づくりを世界に知ってもらうため、発信力を高めていきたい」としている。
(北海道新聞 引用)
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