第十六回統一地方選の後半戦は二十二日、市町村長と市町村議選、東京都の区長、区議選の投開票が行われる。道内では財政再建団体になった夕張市長選に新人七人が乱立しており、再建を目指す新たな市政のかじ取り役を誰に託すのか、有権者の審判に注目が集まっている。
道内市長選で投票が行われるのは、夕張のほかに、現職と新人合わせて四人が激戦を繰り広げている稚内、現職と新人の三つどもえとなっている小樽、現職の政治姿勢を批判して側近だった前助役が挑む函館、いずれも現職と新人の一騎打ちの室蘭と滝川の合計六市。合わせて二十人が立候補している。
町村長選は四十年ぶりに選挙戦になった根室管内別海町など十八町村で三十七人が審判を待つ。市議選は二十六市で六百九十一人、町村議選は八十三町村千百三十八人が選挙戦を展開している。
女性候補は市長選で一人。市議選では過去最多の八十七人が立候補し、無投票当選した二人を除く八十五人が争っている。
(北海道新聞引用)
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